第11回:【禁断の地独島-ハチエモンはどうして処刑されたか?】
放送日: 20090214
予告篇 :

[第11回]
【禁断の地独島
-ハチエモンはどうして処刑されたか?】


放送 : 2009.2.14 (土) 20:10~21:00(KBS 1TV)
進行 : ハンサンググォンアナウンサー
演出 : 黄応口 PD


島根県の英雄ハチエモン。

彼は江戸幕府時代鬱陵島と独島を渡海したという理由で処刑される。
その後主要海岸に鬱陵島渡海禁止警告文がかかるようになる。

それなら独島への渡海は可能だったろうか?

ハチエモン判決文に添付された地図で
独島ははっきりと朝鮮領土に表示されている。
ハチエモン処刑以後、独島は日本人達にとって
禁断の地になったのだ。

▲島根県の英雄で仰ぎ敬うハチエモン
(NHK マツに “故郷偉人伝” -ハチエモン便放送)

処刑されたハチエモン、日本の英雄で仰ぎ敬う。
▲浜田漁港に立てられた頌徳碑 ▲ハチエモンが主人公である市民創作劇

 19世紀日本江戸幕府、朝鮮の島鬱陵島を渡海した漁夫ハチエモンが処刑される。ところが近代に至って頌徳碑が立てられてハチエモンは英雄に推戴される。彼は島根県で独島実効支配の根拠で立てられて右翼人士によって仰ぎ敬う。幕府の鎖国政策にもかかわらず海外で目を向けたハチエモンは海外開拓時代の明治時代が来ると英雄に推戴されて来たのだ。現在には <独島を学ぶ講座>の主人公と同時に浜田開港 100周年市民創作劇の主演であるハチエモン、彼はどうして幕府によって処刑されたか?

ハチエモンはどうして処刑されたか?

‘外国に渡海して木を伐採して帰って来た経緯は、国家に対して重い罪を犯したので死刑に処する。’-[(幕府の)判決文]

ハチエモンは、浜田領主に鬱陵島独島に対する渡海許可を要請したが渡海許可が出ない。ハチエモンと浜田藩家臣は便法を謨議した。鬱陵島渡海を敢行したハチエモンは木材などを枕にして大阪で売ったから、結局、監察で回った幕府取調官にばれて死刑されてしまう。
▲竹島渡海禁止警告文

<今度、ハチエモンが鬱陵島を渡海した事件で厳罰に処された。外国への渡海は厳に禁じたところであり、今後は渡海してはいけない。 ‘海岸警告文 中’>

幕府の判決直後、浜田漁港を含めた主要海岸に厳重な警告文がかかる。

ハチエモンの判決文にある地図。それはハチエモンが鬱陵島に渡海していた当時に、自身で作成した地図である。韓半島と鬱陵島,独島は赤い色で、隠岐島と日本列島は白色に仕分けされている。すなわち、鬱陵島と独島は同じ色で朝鮮領だった。これは当時日本人たちの領土意識を見せてくれる重要な資料だ。この地図では、色が確実に仕分けされている。当時日本人たちに独島は渡海すれば死刑にあうことにもなる禁断の地だったことだ。

▲ハチエモンの地図: 鬱陵島と独島は同じ色で塗られている.

1951年の2個法令が発見される.

日本は 150ページが黒ぬりされた韓日協定文書を公開した。在日韓国人委譲数さんは日本被害補償問題が協議された 6万余ページの文書の中で ‘独島は日本の領土でない’と明文で規定された法令を捜し出す。日本が 51年 6月6日公布した‘総理府令24号’と、同じ年 2月13日公布した ‘大蔵省令4号.’がまさにその法令である。

-'総理府令24号'は、朝鮮総督府交通局共済組合が所有した日本財産を整理するために制定した上位法(政令)を施行するために詳細事項を決めたもので、日本の '付属島嶼'で鬱陵島と独島,済州島を除いた。

-'大蔵省令4号'は '旧令によって共済組合などで年金を受ける者のための特別措置法第4条第 3項規定に基礎した付属島嶼を決める命令'で、やっぱり鬱陵島と独島,済州島を付属島嶼から除いた。
▲総理府令 24号を捜し出した委譲数さん ▲60000ページの中で 150ページが泥ぬりされた文書

独島は日本領でないという限りない証拠たち。



[大政官類典]

‘竹島の外 1島の件は我が国(日本)と関係ない’-大政官文書に添付された地図である ‘磯竹島略図’により、外1島がすぐ独島なのを知らせてくれる。


▲鳥取藩文書

一方、江戸幕府は安竜福事件によって朝鮮と交渉しながら事実関係に明るい鳥取藩との論議があった。‘鬱陵島の外に鳥取藩に附属した島があるか.’ 鳥取藩は ‘鬱陵島,独島はもちろんその他に附属した島はない’と回答。 当時日本西北地域に関する境界認識を表明した。


 幕府から明治に至る国家公文書級の記録は、独島を朝鮮領と認めて来た。安竜福の覚書きとハチエモンのこんな史料などを見る時、鬱陵島内一島、すなわち独島が鬱陵島に含まれた島だという話が史料ごとに出る。<歴史追跡>はハチエモンをきっかけに、 19Cから以降の日本における独島に関する歴史認識を取材して見る。


URL:http://www.kbs.co.kr/1tv/sisa/tracehistory/vod/preview/index.html
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